離婚を切り出すその前に弁護士へ相談

離婚手続きを進めるには事前準備が大切です。子供の養育費や親権のこと、財産分与のこと、あらかじめ弁護士に相談することで権利関係を整理し、離婚後の生活の見通しを立ててから相手に話を切り出すほうが交渉はスムーズに運びます。

一日も早く離婚したい一心で相手に離婚の意思を伝えたがために、相手が多額の財産をあなたの知らない口座に移して隠すケースもあります。まだ小さな子供を預けている保育園の先生に子供を渡さないようにお願いしていても、実の親の迎えを拒むことができず連れ去られてしまうケースもあります。

このようなことにならないためには、相手に離婚を告げるその前に、弁護士に相談をしてあなたの権利を守る手立てや、相手との交渉の仕方についてアドバイスを得ておくことが大きなアドバンテージとなるでしょう。

法律が絡む問題においては、相手の不正や自分の正当な権利を証拠立てて説明できる必要がありますので、専門家である弁護士をぜひ活用しましょう。

埼玉県越谷市に在住の場合は、例えば、離婚弁護士 越谷にご相談してみるのが良いでしょう。

離婚調停の弁護士報酬、タイムチャージ制のデメリット

離婚調停を弁護士に依頼する場合、タイムチャージ制で委任契約しないことをお勧めします。司法統計によると離婚が成立するまでの調停回数は3回以内で終わるケースが多いのですが、あくまでも統計ですので、場合によっては5~6回かそれ以上かかることもあります。調停が長引くほど弁護士費用が嵩みますし、時間がかかるにつれて弁護士との信頼関係にもひびが入りかねません。資金に余裕がある場合は別として、タイムチャージ制での契約は慎重に行いましょう。

弁護士費用は人によって様々ですので、必ず弁護士事務所のホームページを確認し、電話でも問い合わせておきましょう。特に報酬金に関しては、財産分与で得た経済的利益を計算に含めるか含めないかによっても大きく金額が変わってきますし、離婚調停への同行を依頼した場合に追加費用がかかるのかどうか、1回あたりいくらかかるのかなど、費用が発生するあらゆるケースを説明してもらった上で契約するようにしましょう。

離婚問題の解決事例-金銭を巡る弁護士相談

離婚問題は解決したように思えてもあとからトラブルが再燃することがあるので厄介です。弁護士を立てずに当事者間で無事に協議離婚が成立しても、後から一方が弁護士を立てて結婚期間中の相手方の不義や暴力を理由に、慰謝料を請求してきたり、財産分与を減額請求してきて揉めるケースが後を絶ちません。

相手が敢えて法に訴えてきたのであれば、こちらも法によって正当な権利を主張し、不当な請求は跳ね除けるべきです。

離婚問題に精通した弁護士に相談すると、裁判所に対してしっかりと依頼者の主張をして認めさせ、相手からの慰謝料請求を全面的に棄却する判決を得ることも可能です。

財産分与についても、総額5000万円の請求に対して3500万円相当の自宅を引き渡した上で相手から約400万円を受け取る形で和解が成立した事例があります。総額にして1000万円以上も請求額を抑えることができた事例です。弁護士費用を差し引いても、相談するべき事案だったと言えるでしょう。

離婚すれば貰えるとは限らない、慰謝料の仕組み

離婚すれば慰謝料が貰えると当たり前のように思っていませんか?実はそうではありません。離婚の慰謝料は、相手に不貞行為や暴力などの違法行為がなければ貰えません。つまり、単に夫の性格や生活態度に気に入らない点があったとしても、客観的に違法行為と認めるに足る理由がなければ、慰謝料請求の対象にはなりません。あくまで違法行為をはたらいた側が支払うのが慰謝料です。

例えば浮気が原因の場合、一般的には夫に非がある場合が多いと思いますが、もし妻が浮気していたのなら逆に夫から慰謝料請求される可能性があります。慰謝料の金額は話し合いの際の力関係で決まりますが、もし弁護士を立てて裁判に発展した場合は、軽く100万円は超えるでしょう。

できれば裁判所を利用することなく、夫婦間で話し合いが成立するほうが良いのですが、そもそも離婚を考えている当事者だけで話し合っても理性的に会話が成立するとは限りません。揉めることなく協議離婚を成立させるためには、弁護士など第三者の専門家の力を借りることが最善の道ではないでしょうか?