親権を獲得するのは、8割から9割が妻

法律事務所にも、離婚をするときに夫と妻のどちらが親権を獲得するのかという相談が寄せられます。しかし、実際に親権を獲得するのは、8割から9割が妻と言われているので、父親が親権を獲得するというのは難しいのです。なぜ難しいのかというと、子供は父親よりも母親を必要とすることが多いですし、子供が小さければ小さいほど、母親を必要というケースが多いのも事実だと言えるでしょう。

父親が親権を獲得するのは無理なのかというと、決してそのようなことはありません。実際離婚をするとき、妻ではなく夫が親権を獲得した例も多数ありますし、エクレシア法律事務所に相談された方の中にも、夫が親権を獲得したことがありました。では、どのようにすれば父親の方に親権が行くようになるのでしょうか。それは調停委員に子供が父親に面倒を見てもらった方が幸せになれるのではと思わせることです。子供が明らかに父親になついている、すでに夫婦が別居しており、父親と暮らしているなどという場合です。

しかし、別居していても母親と子供が一緒に暮らしている場合や、離婚の手続きをしたいと弁護士に相談した時点で、妻が妊娠している場合などは、かなり高い確率で母親に親権が行き渡ります。要するにどれだけ子供が父親を必要としているのかが重要になるのです。離婚の原因が妻にある場合や、子供が明らかに母親を嫌っているような場合には、父親が親権を獲得できる可能性が高くなるでしょう。